こんにちは。今日はMacでのトラブルの対処方について、自分の備忘録もかねてご紹介です。
トラブルが起こった状況 → 意図しないアンマウント
先日Macで作業をしているときに、停電が起きて、バックアップ用に使用している外付けHDDの電源が落ちました。幸い外付けHDDに書き込み等をしている最中ではなかったので、電源復旧後にMacを再起動すれば問題ないと思っていたのですが、待てど暮らせどいつものアイコンがでてきてくれません。もしかしてHDD死んでしまったの!?と思って焦りました。
まず初めにディスクユーティリティを確認。
落ち着いてディスクユーティリティを確認してみると、MacにHDDは認識されているものの、グレーアウトしてマウントされていない状態でした。
マウントできてないだけかと思い、マウントしてみましたが、エラーが出てマウントできませんでした。グレーアウトしている状態はHDDの論理障害を示す状態だそうです。
これは本格的にやばいかもと思い、WindowsマシンでHDDを接続すると普通に使えました。この時点で一安心しましたがMacで使えないと困るので、Google先生で先人たちの知恵を検索。
対処法
いろんなサイトでいろんなことが書いてあるのですが、今回の場合のフローはこれが正しいと思いますので、同じように接続中に不意に電源を落としてしまった、アンマウントしないままHDDのUSBを抜いてしまったなど強制的にアンマウントしてしまって、HDDが認識できなくなった場合の対処はこれを参考にしてみてください。
①ディスクユーティリティを確認してHDDが認識されていて、グレーアウトの状態(マウントされていない)になっているか確認
②アクティビティモニタを開いて、検索窓に fsck_exfat と入力し、強制終了する。
③マウントできたら、First Aidを使ってHDDを復旧
→これで完成、元通りです。
先にFirst Aidを実行というサイトもあるのですが、不意にアンマウントしてしまった場合の対処としては上記が正しいと思います。First AidはHDDが認識していないときに連発すると不具合の上塗りになってしまう場合があるっぽいです。
最大の問題点→exFAT
数時間格闘した結果、上記の方法で復活したのですが、最大の問題点は exFATのフォーマットにあるという結論に至りました。ex FATはMacでもWindowsでも認識できる素晴らしいフォーマットなのですが、こういうエラーが多発するフォーマットみたいです。なのでそもそもバックアップHDDには使用しないほうがいいらしいとのこと。
結論
Macに使う外付けHDDは特別な理由がない限り、APFSのフォーマットでフォーマットするべきみたいです。APFSはApple File Systemの略で、Mac OS拡張フォーマット(HFS+) の根本的な問題が解決しています。 High Sierra より古い OS では使えないので注意が必要ですが、最近Mac使っている人ならほとんど関係ない話だと思うので、Windowsとファイル共有しないならAPFS一択みたいです。