おすすめの自転車の鍵。迷ったらこれで間違いなし。6615C ダイヤル式アーマードロック レビュー

こんにちは。最近自転車をクロスバイクからマウンテンバイクに買い替えたので、このタイミングでカギも購入しました。自転車の盗難はすごく多いので、今回はロックに関して調べたうえでちゃんとしたものを購入しました。

自転車のロックといえば、 ABUS

自転車のロックといえばドイツのABUSです。世界中で高いシェアを持っている老舗ロックメーカーです。

ABUSの取り扱いのカギの種類は5パターンです。
セキュリティランクが付与されていて、最低が1、最高が15とレベル分けされています。

BORDO・・・スチールのブレードでできた輪っかの鍵です。ブレードを折りたたんでコンパクトにして持ち運ぶことができて、ロックレベルは最高クラスです。

U-ロック・・・最強の鍵を探すならこれ。シンプルな構造で、セキュリティレベルは最高です。

チェーンロック・・・ABUSの中で一番人気の鍵です。街中でよく見る鍵です。おしゃれなお兄さんが斜めがけして走っている姿をたまにみます。

アーマードロック・・・スチールのワイヤーをシェルで覆ったロックで、チェーンロックと見た目は似ています。見た目の割に軽いモデルです。

ケーブルロック・・・一番よく見るタイプのロックです。簡易的なものなので、その気になれば破壊できてしまうレベルの鍵です。

鍵の安全性

ロックの安全性が一般的に高いと言われているのはステンレスのプレートのBORDOとUロックです。この2種類のカギは破壊難易度が高く盗難のリスクはかなり低いものです。

ただし、どちらも鍵の長さが短く、地球ロックが難しいというのが難点です。

地球ロックとは

自転車の盗難を防ぐうえで最も大事なことは地球ロックです。どういうことかというと、単純に自転車のタイヤが回らないようにするだけでは、持ち上げれば運べてしまいます。特に高級な自転車ほど軽いので簡単に運べます。それを防ぐのが地球ロックです。
地球ロックとはガードレールや車輪止めのポールなど、動かせないものに対してチェーン等を巻き付けてその場から持ち運べなくする盗難対策のことです。これは基本中の基本ですので、必ず地球ロックするようにしたほうがいいです。

上記の安全性が高いU-ロックとBORDOは長さが短いので地球ロックできる環境がかなり限定されてしまいます。毎日止める場所が同じなど、確実な場合はそれでokだと思いますが、汎用性が低いと思います。U-ロックにワイヤーをプラスするなどして地球ロックすることもできますが、ワイヤーの強度が弱いと結局破壊されます。

購入したロック

購入したのはアーマードワイヤーロックと呼ばれるタイプのもので、盗難防止能力はそこまで高いものではありません。自分の使用する環境から考えると、このアーマドワイヤーロックが最も使いやすく、盗難防止保証もつくレベル5以上を満たしていましたので、このモデルにしました。

6615Cを選んだポイント

なぜ6615Cを購入したかというと、地球ロックが可能、ダイヤルロック、形状保持ができる、軽いの4点です。

まず長さは地球ロックするには十分な120cmです。これだけの長さがあればたいていの場所では地球ロックできる対象物を見つけることが可能です。

2つ目はダイヤルロックであることです。カギが増えると管理するのが手間になるので、カギを使わないダイヤルロック一択でカギを探していました。

3つ目は持ち運び時に形状が保持できるという点です。こういうタイプのカギは体に巻き付けて走る人もいるのですが、私はフレームかサドル下に巻き付けています。この時チェーンタイプだと、形状が保持できずに垂れてしまうので、扱いずらいですが、ワイヤータイプは2重に丸めたりするとその形のまま保持できるので、持ち運びしやすいです。

4つ目は軽いこと。見た目の割に軽いです。公式ページにもデメリットはなしと記載があるようにセキュリティレベルも実用性もすごくバランスの取れた鍵だと思います。いくら安全でも重くて運びづらいと使わなくなっちゃいます。

ダイヤルロックの番号設定

番号設定はとても簡単です。まずは0000の状態に合わせて開錠します。

するとダイヤル側に赤いノブがあるので、これを回転させます。

これが回転してフリーになっている状態です。

この状態で鍵の番号がフリーになっていますので、自分の好きな番号に合わせます。その後赤いノブをもとの位置に戻すと番号が固定され、今後の開錠はその番号でできるようになります。

これで番号が固定された状態です。

盗難見舞金制度について

ABUSのレベル5以上の”正規品”にはレベルに応じて盗難見舞金がついています。
補償内容は下記の通り。

私はAmaozonで購入しました。


Amazonで購入しても問題ないですが、公式ページに下記の注意書きがありますので、購入時に注意してくださいね。

盗難補償の登録 ABUS 盗難見舞金保証制度

ユーザー登録フォームが下記からリンクできます。
ABUS 盗難見舞金 ユーザー登録フォーム

必要な項目は下記の通りです。

・氏名
・メールアドレス
・性別
・年齢
・住所
・連絡先
・購入したロックの製品名
・色
・購入店舗
・購入日
・自転車のブランド
・自転車の車種
・フレームサイズ
・車体番号(防犯登録の紙に書いてあります)
・自転車の購入日
・自転車の購入店舗
・防犯登録番号

ちょっとめんどくさいですが、上記を順番に入力していけばokです。
注意点として、ABUSの盗難見舞金は1度限りしか受け取れない仕組みだそうです。
自転車1台につき1回ではなく、ひとり人生で1回という意味らしいです。
ちゃんとロックしていたらそう簡単に盗難されることはないと思いますが、念のため盗難補償金制度も申し込みしておいた方がいいと思います。

クロスバイクとか少しいい自転車を買って、盗難が怖い、でもどんな鍵を買ったらいいかよくわからない、そんなとき買うべき鍵はこれで間違いないと言える鍵です。